■井の頭池周回コース2

突き当たりを左折した後は池の西側を反時計まわりに進みます。右手の木々のうしろには高層マンションが見え隠れしています。さらに進むと石造りの小さな橋が見えてきます。橋のたもとにはかって水が沸き出していた場所があります。現座はポンプによって水をくみ上げていますが、ここは「関東一の名水」と徳川家康が褒めお茶を入れたことから「お茶の水」と呼ばれるようになった場所です。そしてこの小さな石造りの橋は「お茶の水橋」です。

お茶の水を橋を過ぎると、右手には池の周回コースから離れる階段がいくつか見えてきます。階段の方へ進むと登った先には御殿山エリアがあります。こちらはよくばりコースで走るルートですので、別項をご参照下さい。ちなみによくばりコースでは御殿山エリアを走り抜け、西園の400mトラックまで進みます。この400mトラックの南側には「スタジオジブリの美術館」があります。よくばりコースの全長はおよそ5.0kmです。

一方、周回コースではひたすら池を左手に見ながら反時計まわりに進みます。

水生物園の入り口や弁財天の前を過ぎながら、池の南側へ回り込みます。

前項の最後で説明した突き当たりを左折してしばらく進むと前方の石造りのお茶の水橋が見えてきます。

橋の右手のある「お茶の水」です。かって徳川家康が関東一の名水と讃えましたが現在はポンプで水をくみ上げています。

お茶の水を渡るところです。

橋の上から池をのほう見た景色です。

お茶の水を橋を過ぎて少し進むと広い場所に出ます。右手の階段を登ると御殿山エリアです。また左手には水生物園があります。

このあたりの池の西側にはコースからはずれる階段がいくつかあります。そのほとんどは御殿山エリアや動物園へ続く遊歩道です。周回コースではそちら方面へは行きません。

池の南西エリアです。ここから左へ回り込んで池の南側に出ます。またコース左手の池の中に弁財天があります。

弁財天は、関東一帯東国の安定を祈願して、源頼朝が1197年（建久8年）に建立したのが起原とされています。

御殿山は徳川家光にちなんだ場所、お茶の水は家康、そしてこの弁財天は頼朝と、歴史上の大物とのかかわりが随所に見られるのも井の頭公園ランニングの楽しみです。

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