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鳥取マラソン体験レポート 12

大山みるく豚どん/ぼっこ肉うどん

マラソン大会前日の夕食は

がっつり食べます!

ここまでダイエットのため炭水化物をあまり摂ってこなかったので

今夜はとくに炭水化物に力入れて食べまくろ〜〜!

 

ホテルが立地している鳥取駅前をぶらぶらしながら夕食をいただくお店を物色します。

ところが、、、

駅前だから選ぶのに困っちゃうくらいたくさんあるはずという嬉しい期待は見事に裏切られました(><)。

駅前にもかかわず、数件の居酒屋がぽーつーんと灯りをともしているだけで、がっつり夕食を食べれそうな定食屋、洋食屋、中華料理店、など1件も見当たりません。通りは人影はまばらで、さすが全国最小人口の県です。

「マラソン大会前日の飲酒はひかえましょう」

と「初めてのフルマラソン完走マニュアル」に書いてあるので

居酒屋に入るわけにもいきません。

困ったな〜とアーケード街に入ったとき、ぱっと目に飛び込んできたのが

「どらめし」でした。

ぼっこ肉うどん

大山みるく豚どんと鳥取県和牛のすじ肉どん。

これは美味しそう!

駅前のアーケード街を見渡してもほとんどのお店がシャッターを締めていて、開いているのはこのお店と居酒屋が2件だけです。

もはや選択の余地なし、と覚悟を決めてお店のドアをくぐりました。

店内はカウンター席のみ。

メニューは上記の2つの丼ものの他、カレーライスとうどんが2種類。

全品500円と書いてあります。

「初めてのフルマラソン完走マニュアル」によると、前夜は炭水化物をがっつり食べていい日、、というよりしっかり食べなければいけない日、ということなので、私は大山みるく豚どんとぼっこ肉うどんの2品をオーダーしました。

ぼっこ肉うどんは、鳥取県産の野菜や牛肉、豚肉を煮込んだ地元特産グルメのようです。

大山みるく豚のどんぶりもご当地グルメです。

豚どんの大盛りだけでは「がっつり」というレベルの量にはなりませんが、うどんを加えることで、炭水化物の摂取量を増やすことができます。

これはここで考えられる最高の組み合わせだ!!

どらめしの説明

我ながらすごいオーダーの組み合わせを思いついたと少し誇らしげににやついて、店内を見たら、カウンター席は満席になっていました。

そればかりかお店の外には行列までできています。

お客の様子を見ると、全員男性のお1人様で、スポーツウェアを来ている人が目立ちます。

どうやらみなさん私と同じで、明日のマラソン大会のために他県や遠方から宿泊で鳥取を訪れた人たちに違いありません。

駅前を探しても居酒屋しかないので、がっつり炭水化物を摂るためにこのお店に集まって来たのでしょう。

一方、お店のおかみさんは突然の商売繁盛に大忙し。私の3人あとのお客に「すみません、ご飯が切れちゃって、、いま焚いてますので少し時間がかかります」と説明していました。

「ああ、今夜はどうしてこんなにお客さんがくるんだろう」

とぼやく声が聞こえたので

「明日鳥取マラソンがあるからですよ」

と教えてあげました。

駅前に数件ある居酒屋でも「鳥取マラソン参加者のためのスタミナめしあります」みたいな看板をかかげておけば、今夜はいくらでもお客が入るだろうにどこのお店もそれをやっていないのは、このおかみさんと一緒で、マラソン大会が開催されることを知らないからだと思います。

せっかく県と市をあげておこなう大イベントなのにマーケティングに活用しないのは、地方経済にとってもったいないですね。

 

さて、私がオーダーした豚どんとぼっこ肉うどんが運ばれてきたのを見て、丼ものを食べていたまわりのお客さんたちはいっせいにうどんを追加でオーダーし始めました。

丼ものの大盛りだけでは明日のマラソンにそなえるのは心もとないとみなさん感じていらっしゃったのでしょう。

中には

「おお、そんな手があったかー」

と目をきらきらさせて追加オーダーする方もいました。

みなさん考えることはいっしょです。

 

 

ごちそうさま!

美味しかった大山みるく豚どんとぼっこ肉うどんをいただき、私はお店をあとにしました。

皇居1周ランニングコース
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