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ケーキはダイエットの天敵

大会1ヶ月前に食べたウェスティンホテル東京のスイーツバイキング

鳥取マラソン体験レポート 11

鳥取マラソン完走への道〜ダイエット大作戦

お恥ずかしい話しですが、ランニングを始めた頃の私の体重は87kmありました。

結婚した30代前半の体重は70km前後でしたから、年とともにぶくぶく太ってしまったんですね(笑)

それがランニングを始めたら少しずつ体重が落ちてきました。そして鳥取マラソンに申し込んだ時は87kmあった体重が78〜79kgくらいまで落ちていました。この15年近く、80kgを割った事がなかったのでこれは本当にうれしかったです。

ダイエットの効果がはっきり現れたことがランニングを続けてこれた大きな理由だと思います。

でもまだこのウェートではとてもフルマラソンを完走することはできません。膝や足への負担を考えたら、大会までに70kg前後まで体重を落としておきたいところです。

そこでレースまでの4ヶ月でダイエット大作戦を実行しました。

結果的に、マラソン大会前日には70kgまで体重を落とす事ができ、初のフルマラソンを完走することができました。

この項ではわたしがダイエットに成功したポイントをまとめてみます。

1)炭水化物を食べない

炭水化物は人が身体を動かすときのエネルギー源となります。エネルギーが不足したら、身体を動かす事も内臓や血液を動かす事も、体温を保つ事も難しくなります。炭水化物は人が生きていく上で最も大切な栄養素であるため、食べ過ぎてしまうくらい摂取してしまうのです。

そう、私達が「ああ、ちょっと食べ過ぎたなー」と後悔するのは炭水化物(ごはんやパン)であって、肉や魚を食べすぎた!と悔やむほど食べることはめったにないのです。

余分に摂取した炭水化物は脂肪に変化して身体に蓄えられます。これが「ぜい肉」や内臓脂肪になります。

もともと私達の脳に「いっぱい食べなさい」とインプットされている炭水化物をいかに食べないか、がダイエットの決め手といえるほど重要なポイントでなのです。

私が実践したのは、炭水化物以外のもをたっぷり食べるという作戦です。

ヨーグルトやチーズ、納豆、サラダ、野菜スープ、肉、魚、アーモンド

こういったものをこまめに食べることで空腹感をなくし、炭水化物のバカ食いを防ぐことにしました。またご飯やパンを食卓からきれいさっぱり取り除くのではなく、2〜3日に1回はどんぶり山盛りめしをたらふくいただく、週に2〜3回は朝食でハチミツやホイップクリーム、ジャムをたっぷりぬりたくったトーストをむしゃむしゃ食べる、などメリハリをつけました。

炭水化物にはタバコや麻薬と同じ「中毒性」があると言われています。少しずつ摂取を減らすことで以前のように食べたくなくなり、それが好循環につながっていったんだと思います。

2)空腹にならない

ダイエットの最大の敵は「空腹感」です。

お腹が減った状態で食事を始めるとどうしようないくらい食べ過ぎてしまいます。逆にいうと空腹感を感じないようにしておけばバカ食いすることもなくなるのです。

私は走り始めてあるとき、ランニング中は空腹感をあまり感じないことに気付きました。それでお腹が減り始めたらランニングをすることにしたのです。最初のうちは10kmも走ったらもーへとへとに疲れてしまい、食事をする気力も体力も失せていました。こうして「空腹になり始めたら走る」作戦で、気が狂うほどの空腹感を感じることなく、食事の摂取量を大幅に減らすことができたのです。

もうひつ空腹感をなくす方法は、こまめに食べることです。チーズひとかけらとかアーンド3粒、ヨーグルトスプーン1杯、などちょこちょこ口にすることで、どうしようもないほど破壊的な空腹感をなくすことができます。

3)果汁100%ジュースをやめる

グレープフルーツでもオレンジやパイナップルでも果汁100%は身体と健康にいいと思っていました。とくに10kmも20kmもランニングしたあとごくごく飲むフルーツジュースは格別です。

でもジュースの糖分は相当な量です。せっかく走ってカロリーを消費してもそれ以上に摂取してしまうことだってあります。糖分も余分に摂ってしまうと脂肪として体内に蓄積されるためダイエットの大敵なんです。

そのことに気付いてからは、ミネラルウォーターやカロリーゼロのドリンクだけを飲むようにしました。

4)朝食を抜く

朝食はとても大切な食事です。私も子供達には朝食はしっかり食べなさいと口をすっぱくして言い聞かせています。

しかし年をとってきたら実は朝食はそれほど大事なものではなくなります。例え朝食を抜いても昨夜食べたものや、そのまた前日の昼に食べた物がまだ身体の中に残っているからです。

それから年をとってくると1日の中で一番空腹感を感じないのが朝食になります。空腹感を感じないので、ヨーグルト一口とかチーズひとかけらでももっと食べたい!と気が狂うほどの食欲に襲われることはありません。ミルクたっぷりのカフェオレやアーモンドなどをちょこちょこ口にすることで、空腹感に支配されることなく夕方近くまでもっていけたらあとはさっさとランニングに出かけて食欲がなくなるほどへとへとに疲れてしまえばいいのです。

それからこれは私だけなのかもしれませんが、朝食を抜くと次第にそれに慣れてきてお腹があまり減らなくなります。逆に朝食を食べた日はお昼くらいになるとも〜どうしようないくらいお腹が減ってしまいます。

理由はよくわかりませんが、朝食を食べた上にお腹が減ってお昼も夜もいっぱい食べちゃったらダイエットにならないので、朝食を食べないようにしています。

 

以上、

わたしはこのような方法で、なんとかマラソン大会までに70km前後まで体重を落とすことに成功したのです。

皇居1周ランニングコース
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